尾上眞秀の豪華な家系 通う学校はどこ?

尾上眞秀として歌舞伎座で初舞台を勤め、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では松平信康の幼少期を演じ、母寺島しのぶさんとの母子共演が話題になり、同年末の紅白歌合戦でもその愛らしい姿をお茶の間に届けてくれました。

寺島眞秀さんのお祖父様は人間国宝の尾上菊五郎さんで、叔父様は尾上菊之助さんです。尾上眞秀さんの家系や、学校、襲名について迫ってみました。

尾上眞秀(おのえまほろ)のプロフィールと略歴

プロフィール

尾上眞秀さんのお名前は、おのえまほろと読みます。

「大和は国のまほろば」という言葉が由来しているそうで、どこの国へ行っても大和魂や大和の国の美しさは忘れないで欲しいという願いが込められているそうです。

祖父の尾上菊五郎さんが率いる音羽屋の歌舞伎俳優です。

【名前】 尾上 眞秀(おのえまほろ)
【屋号】 音羽屋
【本名】 寺嶋 眞秀
【生年月日】 2012年9月11日(11歳)
【出身地】 東京都

略歴

2017年5月 歌舞伎座、『七世尾上梅幸二十三回忌・十七世市村羽左衛門十七回忌追善 團菊祭五月大歌舞伎』「新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎 」、酒屋丁稚与吉役を本名の寺嶋眞秀名で試験的に歌舞伎の舞台に立つ初お目見得を行いました。

2023年5月 歌舞伎座、『歌舞伎座新開場十周年 團菊祭五月大歌舞伎』「音菊眞秀若武者 岩見重太郎狒々退治」にて、尾上眞秀を名のって初舞台勤めました。

音羽屋にある名跡を継ぐのではなく、あえて名前を新設したということで、初代尾上眞秀と表記されるケースもありますが、代数は、2代目以降の役者が生まれてから付けるものだという前例にのっとって代数は外すという事になりました。

尾上眞秀の家系が凄い、フランス語が話せるの?

【祖父】七代目尾上菊五郎

【祖母】富司純子(俳優)

【父】ローランド・グナシア(フランス人アートディレクター)

【母】寺島しのぶ(俳優)

【叔父】五代目尾上菊之助

【従兄弟】七代目尾上丑之助

人間国宝の七代目尾上菊五郎さんを祖父に持ち祖母の富司純子さん、実母の寺島しのぶさんが俳優で、叔父もいとこも歌舞伎俳優という役者一家です。

そして父親はフランス人でアートディレクターのローランド・グナシアさんです。

尾上眞秀さんは、フランス人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフなんですね。

尾上眞秀さんは父のローランさんとはフランス語、母の寺島しのぶさんとは日本語で会話していて、父母間は英語で話すそうです。

眞秀さんは英語、日本語、フランス語の3ヶ国語を理解しているトライリンガルだそうです。

初舞台の会見では、フランス語と日本語の両方でご挨拶されていましたね!

尾上眞秀の学校はどこ?

現在小学4年生の尾上眞秀さんが通う学校はどこなのでしょうか?

尾上眞秀さんは、偏差値68で都内屈指の超難関校、慶應義塾幼稚舎に通われているそうです。

しかも青山学院大学付属の幼稚園に通っていたので、受験しなくても青山学院大学まで進学できるルートがあったのに内部進学はせず、レベルの高い慶應義塾幼稚舎を受験されています。

自立心を養い、何でも自分で決めて自分で責任を取るというフランス式の教育方針が影響しているようです。

母しのぶさんの「歌舞伎役者にしたい」という思いは強いようですが、押し付けるのではなく自分の意志で選択するという事を重視されたいようで、

歌舞伎役者の子供が多く通う青山学院ではなく慶應義塾を選ばれたのも、選択肢や視野を広げてあげたいという親心のようです。

尾上眞秀の襲名は?菊五郎になる?

尾上菊五郎家の「音羽屋」では先ごろおめでたい襲名のお話が発表になりました。

尾上眞秀さんの叔父にあたる五代目尾上菊之助さんが八代目尾上菊五郎を、従兄弟の七代目尾上丑之助さんが六代目尾上菊之助を襲名するという発表です。

そして祖父の現尾上菊五郎さん(七代目)もそのまま菊五郎を名乗られるという、同じ時代に二人の菊五郎が生まれるというおめでたい発表でした。

襲名披露は来年の5月、6月の歌舞伎座で行われるという事です。

こうなると尾上眞秀さんが今後どんなお名前を継いでいかれるのか気になる向きもあるようですがまだまだ先の事は解りません。

音羽屋にはいろいろな名跡もありますし、尾上眞秀という名前を自分で大きくしていかれることも考えられますし、私はそちらを期待します。

ローランド家の教育方針にのっとり「何でも自分で決めて自分で責任を取る」をよしとされるのではないかとワクワクします。

尾上眞秀はどこで観られるの?

尾上眞秀さん、歌舞伎座などでの次の出演予定はまだ発表されていませんが、

尾上右近さんの自主公演で『連獅子』の狂言師左近後に仔獅子の精勤められることが発表になりました。

『連獅子』は、獅子の父親は仔獅子を谷底に蹴落とし自力で這い上がってきた仔獅子だけを育てるという故事に基づいた舞踊の演目です。

赤の仔獅子と白の親獅子が舞台の上で勇壮に毛を振るシーンが見どころです。

この『連獅子』は、リアルな親子で上演されることも多く、近年では尾上松緑・左近親子、尾上菊之助・丑之助親子、中村勘九郎・勘太郎・長三郎親子など血の繋がった親子での上演が話題になりました。

ただ、『連獅子』は必ず親子で上演しなければならないという決まりはないんです。

尾上松也・中村莟玉、 中村鴈治郎・片岡愛之助、市川猿之助・中村鷹之資といった血縁関係のない役者さんが親子の獅子を演じておられます。

尾上右近さんは、尾上菊之助さんが親獅子・右近さんが仔獅子で演じられたこともありました。

という父子の情を描いた『連獅子』を観に行かないかと母の寺島しのぶさんが誘った際に、「連獅子は観たくない」という反応だったそうです。

その時しのぶさんは「連獅子は親子で演じるもの」と思い込んでしまったのかなと思われたようです。

この辺りは母親の寺島しのぶさんのエッセイに掲載されています。

子供なりにいろいろな思いがあっての事かと思いますが、その尾上眞秀さんが『連獅子』に取り組むというのはかなり観てみたい気がします。

しかも親獅子は、かつて菊之助さんを親獅子に仔獅子を勤められた同門の尾上右近さんですから楽しみも倍増です。

尾上右近自主公演 第八回 研の會(大阪)
日程:2024年8月31日(土) 〜 9月1日(日) 
   昼の部11:00開演 / 夜の部16:00開演
会場:国立文楽劇場

  尾上右近自主公演 第八回 研の會(大阪)
  日程:2024年9月4日(水)~5日(木)
     昼の部11:00開演 / 夜の部16:00開演
  会場:浅草公会堂

尾上眞秀まとめ

尾上眞秀として歌舞伎座で初舞台を勤め、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では松平信康の幼少期を演じ、母寺島しのぶさんとの母子共演が話題になった尾上眞秀さん。
9月には尾上右近さんの自主公演で「連獅子」を勤められるとの発表がありそちらも気になります。
人間国宝の尾上菊五郎さんを祖父に持つ尾上眞秀さんの家系や、学校、襲名について迫ってみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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