坂東彦三郎の家系が凄い！声とセリフが魅力 スワローズ大好き！

歌舞伎俳優の坂東彦三郎さん、屋号は音羽屋です。
イケボ（イケてるVOICE）と評され、その声の良さやセリフの良さでファンの心を掴んでいます。
また、年齢と共に存在感や重厚感が増し、大人の役柄もきっちり勤められているところも好感度が高いです。
人間国宝の十七代目市村羽左衛門を祖父に持つ凄い家系の事や奥様やお子さんの事、ヤクルトスワローズ愛についてまとめてみました。

坂東彦三郎（ばんどうひこさぶろう）のプロフィールと略歴

九代目坂東彦三郎さんはくだいめばんどうひこさぶろうと読みます。

坂東楽善さんの長男で、弟の坂東亀蔵さんも歌舞伎俳優で、長男は坂東亀三郎というお名前で舞台に立たれています。

プロフィール

10代の頃にはイギリスへ留学され、学校で踊りを披露したり老人ホームでのボランティア活動などを通して積極的に見聞を広げられ、20代に入ってから歌舞伎に復帰されたそうです。

略歴

1981年12月　国立劇場大劇場での通し狂言「菅原伝授手習鑑」の「寺子屋の場」で祖父の十七代目市村羽左衛門が演じる武部源蔵と共に、寺子（寺子屋で学ぶ子供達）役で本名の坂東輝郷として初お目見得。

1982年5月、歌舞伎座での『新装開場記念　團菊祭五月大歌舞伎』で「淀君情史」の亀丸役で五代目坂東亀三郎を名のって初舞台。

2009年　重要無形文化財に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となる。

2017年5月、歌舞伎座『團菊祭五月大歌舞伎』で「梶原平三誉石切 十五世市村羽左衛門型」の梶原平三景時役と「壽曽我対面」の曽我五郎時致役で、九代目坂東彦三郎を襲名

いづれも七世尾上梅幸二十三回忌追善・十七世市村羽左衛門十七回忌追善の演目で、羽左衛門型で上演されたお芝居は、梶原平三が観客に向かって正面から刀で手水鉢を真っ二つにするという型でした。

坂東彦三郎の家系が凄い！

【祖父】十七代目市村羽左衛門（人間国宝）
【実父】 坂東楽善
【岳父】嶋岡健治
【実弟】三代目 坂東亀蔵
【実子】六代目坂東亀三郎
【叔父】二代目市村萬次郎・四代目河原崎権十郎
【従弟】六代目市村竹松・市村光

やはりこちらも歌舞伎役者で渋滞しそうなお家ですね。

一族に人間国宝が居るのは歌舞伎役者の家では珍しいことではありませんが、「お前は孫じゃない」と叱られながらも芝居の行儀や品格を厳しく教えられたとのことです。

そして岳父、奥様のお父様ということですがこの方が元バレーボール選手でミュンヘンオリンピックの金メダリストで、日本バレーボール協会の代表理事会長なども歴任された方なんだそうです。

こういう方のお嬢さんとどこで知り合うのでしょうか？

坂東彦三郎は結婚してる？嫁はどんな人？

坂東彦三郎さんは結婚されています。

結婚や奥様に関する詳細な情報を見つけることはできませんでしたが、奥様の父親は元バレーボール選手でミュンヘンオリンピックの金メダリストで日本バレーボール協会の代表理事会長も務められた嶋岡健治さんといいうことで、著名な方です。

奥様については、「いっしょにいてもストレスがあまりなくて、居心地がいいんですよね。“居て当たり前の存在”」と話されていますのでいい関係なんだろうなと思います。

坂東彦三郎に子供はいる？歌舞伎をやってるの？

もちろんお子さんもいらっしゃいます。

2013年2月5日生まれで、本名は 坂東侑汰（ばんどうゆうた）くん、2017年5月の歌舞伎座『團菊祭五月大歌舞伎　七世尾上梅幸二十三回忌追善・十七世市村羽左衛門十七回忌追善』にて、六代目坂東亀三郎を襲名し初舞台を踏まれました。

同学年には尾上眞秀さん、尾上丑之助さんがいて同じ舞台に立たれることも多く、かわいらしくも達者な姿を観ることができます。

坂東彦三郎は野球好き？どこのチームのファン？

坂東彦三郎さんは野球が大好き！趣味は野球とヤクルトスワローズ！

歌舞伎役者や関係者でつくられる野球チームで試合をされたりすることもありご本人のSNSでその時の模様を発信されています。

そして、筋金入りのヤクルトスワローズのファン！

サンケイスポーツ発行の『月刊 丸ごとスワローズ』でコラムを連続掲載していたり、

明治神宮球場やZOZOマリンスタジアムで始球式を行ったり、

歌舞伎座ギャラリーでスワローズのためのファンミーティング in 歌舞伎座を開催したり

スワローズのキャンプ地を訪れたりと、ご自身のSNSでもスワローズ関連の発信が多く見られ、選手との親交も多いようです。

もちろん、息子の亀三郎くんもスワローズファンだそうです。

坂東彦三郎はどこで観られるの？

坂東彦三郎さんの出演予定は以下の通りです。

坂東彦三郎まとめ

イケボと呼ばれる渋くていいお声と口跡の良さでファンを魅了する坂東彦三郎さんについてまとめました。古典から新作歌舞伎までどんなお役でも自分のものにしてしまい老け役もこなせてしまう坂東彦三郎さんのますますの活躍が楽しみです。

七月は珍しい座組で歌舞伎座に出演されますので、是非ご覧ください。